とりあえず、ブログでも書いてみましょうか。
2014年3月に大学を卒業し、サラリーマンとして働いておりましたが、このたび会社を退職することにいたしました。
自己紹介がてら、もろもろ書いていきたいと思います。
〈適応障害という診断〉
2015年7月下旬、出社ができなくなり、どうしようもなくて、診療内科に行きました。
何がどうしようもないって、会社行こうと思っても、吐き気とめまいがひどくて体が動かないんです。
診療内科に行き、診断は適応障害、及びうつ状態。つまり、うつ病ではないがその手前であるということですね。
医師には、「二カ月の休養が必要。診断書書きます」と言われます。
正直、ああ、これで会社が休めるんだと思い、ほっとしたのが実際でした。
〈診療内科に行くまで〉
聞くところによると、適応障害とうつ病の境目とは、本人の中で、「一体何が自分鬱状態の原因なのか」がわかるかどうかというのがあるそうです。(すみません。正確には違うかもしれません)
自分ももれなく「自分で原因がわかる」タイプであり、その原因とは明らかに仕事でした。
その中でも原因は大きく分けて、三つ
・労働時間
・仕事内容
・上司との関係性
(それじゃあ仕事全部なんじゃないの?と思われるかもしれませんが、まあ説明しやすいように…)
・労働時間
私の労働時間は暇なときで
平日午前7時30分から午後9時
土日のうち半分、午前8時30分から午後5時半
忙しいときは、休日がなくなります(笑)
2015年1月初旬から3月下旬まで、休みがなく文字通り、馬車馬のように働いておりました。
労働時間として、これが長いのかどうかはよくわかりませんが、この時間で働いていると、ほかのことが全くできないですね。
・仕事内容
労働時間が長くてもその時はたいしてつらいものではありませんでした。
確かに疲れるわけなんですけど、「あー遊びにいきたいなー」と思う程度で精神的に辛いというわけではないんです。
しかし、追い打ちをかけるのが仕事内容です。
僕がしていた仕事は、どちらかというと専門性が高く、そして属人性の高い仕事でした。
そして、周囲に仕事ができているアピールがうまいのかどうか、同期に比べて仕事内容も量も多くなっていました。時には社内のだれに聞いてもわからないこともあり、途方に暮れるような状況にもなりました。
・上司との関連性
いくら属人性が高い仕事でも、同期よりも重い仕事が振られても、正解がよくわからなくても、上司と相談し、一つ一つ着実に進めていけばいいんです。しかし、僕にはそれができませんでした。
上司はからいわれることって
「いいからやれ。」「理屈をこねるな。」「自分の頭で考えろ。」「自分の枠の中で考えるな。」
「わからないなら聞け。」「そんなこともわからないのか。」「なんでできないんだ。」
「そんなこと聞くな。」
要するに気分やタイプでその時々でいうことが違う。
正直言って、相談事をするのは怖かったです。何を言っても「うまくいって」いなければ怒られるからです。
上司は悪い人だとは思いませんが、場当たり的でパワハラじみたこともほかの人にはしており、それも恐怖を助長させるものとなっていきました。
プライベートの時間がない状態で、仕事がうまくいかず、人間関係もうまくいかない。
そんな状況でどんどん憂鬱になり、とうとう出社拒否になってしまうのでした。
〈ブログを書くにあたって〉
新卒で入社して3年以内に辞める若者は約3割であり、決して「少ない」と言える数ではないと思います。
そして、この現象はよくごく最近になって起こっていることであるという風に言われていますが、この傾向は別に最近に限った現象ではありません。
大学在学時は社会学、主に若者に焦点を当てて勉強をしておりました。
そのような状況は頭の中でよくわかっていたつもりで、「就職活動なんて、プリクラの写真を見比べながら、結婚相手を探すようなもんだろ」と思っていました。
しかし、実際に就職から退職まで、3年以内に、となるとあらゆることにナーバスになり、踏ん切りがつかない人も多いのではないかと思います。
また、3年以内に辞める人がこれほど多い中で、その後そういった人たちがどのようなキャリア(?)を歩んでいくのかというのは、よくわからないことが多いのではないかと思います。
自分のリアルな姿を書き続けることによって、何かしら役に立つこともあるのではないかと思い、ブログを書くことに思い至りました。
これからどうなっていくのか、よくわかりませんが、記録することを信じ、ありのままを書いていきたいと思います。